また、イラクで日本人がつかまってしまったね。はじめは、日本人のニセモノかと思ったけど、まだイラクに行ってしまう人っているんだよなぁ・・。あれだけ危険と言われていて、何度も人質になり殺されているのに・・。今年の4月にも日本人が誘拐されたときも散々言われ尽くした言葉だけど、やっぱり自己責任だよね。こどもや赤ちゃんならともかく、大人なのだから自分探しをしてても危機管理くらいはできると思うのだけど。
今度の連中は、4月の人質事件のときとは違って結構狂暴そうだ。相当な恐怖のなかでいるのかな。胸中は察ししかねるが、人質になってからでは後祭りですね。日本政府も全力であたるだろうが、どういう結末を迎えてもこれはやむをえないと思う。当然自衛隊の撤退なんてありえないし・・。人としてみれば、助かってほしいと思う。無事に帰ってきてほしいと思う。
最近よく耳にする「自分探し」・・。個人的には、一生わからんのではないかな・・って思うね。死ぬ直前にこれだって思うものに到達して死ねればいいけど、ほとんどの場合見つからずに死んでしまうのではないか。そもそも生きているうちに見つかってしまったら、なんかその先の人生がつまらんものになりそうだ。たとえ見つかったとしても本当にそれが「本当の自分」なのか。本人ですら分からないと思う。そう思いこんでいるいるだけかもしれない。
ただ、くしくも新潟中越地震で生き埋めになったこどもの救出のほうが大きくクローズアップされてしまって、今回の人質事件は48時間という設定のなかでは目立ってなかったな。
あと、この人質になってしまった親類への脅迫電話はいかんよね。確かに税金だってかかっている。危険を承知でいったのだからやむを得ない。個人的には、無事に帰ってこれたら新潟にいって被災地でボランティア活動して自分探しをしたらどうだろうか、と思う。